けいおん放送5周年記念として描き下ろされたイラストをモチーフに始動したフィギュア化企画。
その第一弾となる「中野梓」がついに発売となりました。
原型製作は2ちゃんねるで自身の原型師としての成長を記録し続け、そして遂にプロの原型師しての道を切り開き一躍時の人となったfigureneet氏によるもの。
この「中野梓」は氏の商業デビュー作ということもあり、非常に大きな注目を浴びての受注となりました。
ではでは、早速レビューをどうぞっ。
アニまるっ! 中野梓 ~K-ON! 5th Anniversary~ レビュー
メーカー/商品名 | アニまるっ! 中野梓 ~K-ON! 5th Anniversary~ |
発売日 | 2015年7月 |
作品名 | けいおん! |
価格 | 10,584円(税込)+ 送料 |
仕様 | PVC塗装済完成品 1/8 全高:約200mm |
原型製作 | figureneet 製作協力:株式会社ストロンガー |
外箱&ブリスターは標準的な1/8のサイズといったところ。 受注限定品ですが部室の壁をイメージしたようなデザインも綺麗で店頭映えしようです。 |
やってやるです!!! |
なかなか良い仕上げになっていて安心しました。 髪や衣装が地味なデザインだったので単調にならないかと不安でしたが、微妙なグラデーションなどデコマスでの表現がほぼそのまま製品でも施されていると思います。 |
K-ON!5周年記念イラストのあずにゃんをほぼそのまま正確に立体に落とし込んだ良作。 顔もアイプリも綺麗でけいおんファンにはかなり満足度が高い。 イラストのシチュエーションが作中の学生服姿とは異なっているので、ツインテールじゃないとあずにゃんじゃない!という人には向かないかも。 ぼくにはあずにゃんにしか見えないけどな!買ってよかった! |
「甘えるような、切ない表情」と公式でも紹介されていたこの表情はたまらん、あずにゃん最高。 両手はグローブと包帯で覆われ、ロックなイメージでのPV撮影でもするようなシチュエーションです。 |
ティアドロップのフェイスシールもはみ出しがなく綺麗。 |
衣装の塗り分けも丁寧で、塗料のハネなども見受けられません。 |
これ、まさにけいおんキャラの脚! この絶妙なムッチリ感をうまく表現してくれていて感激です。 |
大きくなびくスカートの下にはクリア素材のペティコート、そしてその下には純白のぱぬつが。 |
普段のツインテールからサイドテールに変えているあずにゃんも可愛い。 髪は程よくモールドが入っていて心地の良い造形。 |
むったんも付属
相棒であるムスタング、通称むったんも付属。 肩にかけることも可能になっています。 |
右腕のパーツを差し替えると、むったんを立ててのディスプレイも出来ます。 |
いまどきのフィギュアは楽器・武器の造り込みはこのくらいないと及第点が取れない。 さすがその辺りを心得ているストロンガーの小田ツヨシ氏だけあって、ものすごいむったんに仕上げてきました。 |
立てるディスプレイ方法は床側に特に凹みもないので、固定には少しコツがいる感じ。 |
ピック型の台座は全員共通になる予定で、色は各自のパーソナルカラーに。 |
台座全体にOPの楽器のマークがエンボス加工されていてアツい。 |
今回の「中野梓」には星形のパーツが付属し、全員揃った時に中央の合わせとして使えます。 ちなみに全員が向かい合わせになるのかというと、少なくともこのあずにゃんはダボを軸に360°回転するので、多分恐らく全員を同じ方向に向けることは可能になるのではと推測。 |
フリルは少し物足りない感じもするけど、まずまずの出来なのではと。 |
あとは適当に
というわけで「フィギュア撮影 アニまるっ! 中野梓 ~K-ON! 5th Anniversary~」でした。
全体的にかなり良いフィギュアで大満足でありましたっ!
いまどきにこのレベルのけいおんフィギュアを買えるというのは、ファンにとっては喜びもひとしお・・・
細かいことをいうとフリルとか背中の蝶々結びの紐とかの仕上げがややダルい気もしますが、値段もまあ無難だし全体の仕上げは良好だしで、総合的なパッケージとしてかなり優秀なフィギュアだと思います。
とりあえずあずにゃんを買って、その出来次第で他のメンバーは考えようと思っていましたが、これは安心してコンプすることにしました。
先日のワンフェスで元になったイラストが展示されていました。
ぼくはこの時に初めてイラスト見たんだけど、初めて公開されたのはC86だったみたいですね。
次はムギちゃんということで、ぼくバッチリ予約いれてますねん。
その後はワンフェスで原型の展示されていたりっちゃんですね。
トリは唯なのかな?
唯だけ座っているけど、あの台座にどうやって収めてくるのだろう。
とりあえず他のメンバーの発売も楽しみであります。
撮影後記
あずにゃんが緑というのが、どうにもピンと来ないのであります。
ライブでサイリウムを振っても、ローソンのうちわの色を見ても、どうにも緑がピンと来ない。
自分の中では完全に「紫」のキャラなんですよ・・・どこで刷り込まれたか謎なのですが、ずっとそのイメージが取れない。
まあそんなぼくの中の事はどうでもいいんですが、つまりまたまた嫌いな緑の壁紙を使うことになるんですね。
なんで緑の壁紙が嫌かって、色かぶりして肌の色がめちゃめちゃ悪くなるからで、毎度特別な苦労が必要な壁紙になっています。
そんなわけで今回は「AMAKUNI うつつ」の時のやり方の別Ver.を。
1.まず左の写真を撮ります。色かぶりしてるし暗いし最悪。
2.次に右の写真を撮ります。白が反射して肌が綺麗!明るい!
3.左右の写真を合成します。おわり。
これで綺麗に肌色が出ている写真が出来ますが、全部やってたらめんどいので力を入れたいショットにだけ使います。
今回の場合は最初の「やってやるです!!!」の写真ですね。
あの位置にある写真はいつも頑張っています、むしろアレだけ見てくれれば後はどうでもいいくらい。
プラスで今回少し工夫したのは、あえて少しだけ緑をかぶせてやったところです。
実はこの真緑の背景の中で赤々とした肌色はとても不自然に見えます。
人間の脳って今までの経験からか、色がかぶっていないとそれはそれでおかしく感じてしまうんですかね・・・
ということで、合成して出来た画像の上に、薄く緑に振った色相のレイヤーを乗せてみたら好みの感じになりました。
左が単に合成しただけで、右がその後に薄く緑をカブせてやったやつです。
完全に自己満足の世界ですが、これをやったおかけで別の事に気が付けたので、なかなか有意義な撮影でした。
やっぱりフィギュア撮影は楽しい。
©かきふらい・芳文社/桜高軽音部
関連リンク
アニまるっ! 中野梓 ~K-ON! 5th Anniversary~ レビューサイトリンク
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- 中野梓~K-ON! 5th Anniversary~ (CUT A NEWSさん)
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