久々のヒコーキネタです。
ぼくはフィギュアほどではないですがヒコーキも好きなので、たまに最寄りの羽田とかに撮りに行ったりします。
今回は商業では日本初飛来となるエアバスA350が成田にやってくるとのことで、休みを利用して行ってきました。
数年前にボーイング社からB787がデビューしたのはご存じの方も多いと思いますが、そのB787のライバルとなる性能を持っているのがエアバス社のA350 XWBシリーズになります。
A350ってどういうヒコーキ?というと
エアバスA350 XWB
アバスA350 XWB (Airbus A350 XWB) は、A300・A330/A340の後継機としてエアバス社が発売した新世代中型ワイドボディ旅客機。
2015年1月15日、カタール航空がドーハ – フランクフルト線で世界初の営業運航を開始した。当初、A330をベースに開発が構想されていた機種の名称が「A350」であり、A350開発計画中止後に新規に設計し直され、2015年現在生産されている機種の正式名称が「A350 XWB」である。
ウィキペディアより引用
という感じで詳しくはウィキペディアをご覧ください。
で、以前はエアバス社のプロモーションで開発機体が飛来したことはあったのですが、航空会社にデリバリーされて商業として飛来するのは今回のベトナム航空のA350-900(VN-A886)が初めてとなります。
定期運行ではなく今回のみ代替での飛来ということらしいので、このチャンスは絶対にモノにするしかない!
ということで成田空港に行って撮ってきました。
AM6:00 さくらの丘
目的の便は午前7:00成田着のベトナム航空VN300便。
ぼくの家からだと成田はとても遠いので、午前3:00に出発して2時間ほどで成田に到着しました。
空港は風向きによって滑走路の運用を変えるので、フライトレーダーや航空無線でその時の運用を確認します。
無線では一番乗りのチャイナエアラインに34Lへの着陸を指示したので、午前中は南からのアプローチで運用となるようです。
ぼくも空港の南にある「さくらの丘」に行ってVN300便を待つことに。
スポットに着くとやはり結構人がいますね、素人で申し訳ないですがここは混ぜてもらいましょう。
飛来する機体で練習などをしながら待つこと1時間ほど、目的のVN300便がやって来ました。
成田からVN300便に発信された無線の冒頭の「グッドモーニング・ベトナム」や、遠くからでもA350だと分かる特徴的なウィングレットを見てテンションMAXのまことさん。
糸で引かれているかのように綺麗に着陸していったVN300便。
機長が上手いのか機体の姿勢制御がすごいのか、その両方がなせる技か。
全くブレること無く綺麗に降りて行ったのでうっとりしてしまったYO。
AM8:00 成田空港第1ターミナル展望デッキ
さくらの丘を後にして駐機している機体を撮るために成田空港に向かいます。
VN300便は折り返しで午前9:30発のVN301便になるので、2時間ちょいほど成田にいてくれます。
成田に着くと展望デッキはすごい人でした。
成田空港の展望デッキは写真を撮りやすいように金網に穴が空いているのですが、当然穴の空きはありませんでした。
いつか羽田のようにワイヤーにしてくれればと思います。
んで、自分も後からのこのこ来て穴があるとは思っていたわけではないので、駐機しているところだけ撮れれば満足であります。
なので穴をキープされている方に断ってちょっと撮らせてもらうことに。
ピッカピカで美しすぎる・・・・さすが新しい機体だけありますねん。
ヒコーキって日本で良く見る機体はぶっちゃけ両手で数えられる程度の種類しかないのですが、面白いのは各航空会社の機体のデザインなんですよね。
ベトナム航空はとても美しくて好きですわ~。
そういえばタイ国際航空とかも好きだし、あっちは好みのデザインが多い気が。
風景の映り込みがすごい綺麗です。
機体ってどんどん汚れていくから、この状態で沢山撮って残しておかなくてはっ。
特徴的なウィングレット。
翼の先端がこういう形になっていることで燃費が向上するんだそうです。
なので古い機体でも航空会社がお金を払ってウィングレットを付ける改修をしたりしています。
原油高いですからね、少々改修費がかかっても浮いた燃料費で元が取れるんだとか。
いろんなアンテナが付いていますね。
TCASやらGPSやら無線やらの安全な運行に必要不可欠なものだと思いますが、どれがどれだかぼくにはさっぱり分かりません。
そういえば最近は機内でもWi-Fiが使えたりするので、そのアンテナが付いてる機体もよく見かけたりします。
グランドスタッフがずいぶん集まっていました、やっぱり初飛来なので珍しいんでしょうね。
しかし初めての機体でも滞り無く作業をされているので、こういうのは作業の規格的なものがあるんでしょうね。
だがやはり珍しいので色々見たりしてます。
「へー、こうなってんだ。」
「どれどれ」
ぼくもそこに混ざりたい・・・
で、駐機の写真も撮れたので、今度は離陸を撮るために滑走路の北にある「さくらの山」に向かいます。
AM9:00 さくらの山
「さくらの山」は道の駅みたいな感じの設備の整った施設で、そこに見晴らしの良い公園があります。
まだ少し大気が揺らぐけど、秋にかけて気温が落ちていけば望遠で楽しく狙えるスポットですね。
最後はここから午前9:30発のVN301便を見送ります。
プッシュバック後、タキシングをしながらVN301便が滑走路に入ります。
こういうのも無線で離陸の準備がどこまで整ってるのか調べたりするんですけど、Twitterでエゴサーチすれば「今ハッチ閉まった」とか「プッシュバック開始」とかデッキで見てる人が教えてくれるので便利な世の中になったもんだ。
どの滑走路かはエアバンドじゃなきゃわからないけど、成田はこれだけ大きな空港だけど2本しかないので予想しやすい。
あっさり浮いた、しかもスピード感も無い。
B787もそうだけど最新鋭機は軽々とすぐ浮くんですね、乗っててもあんまりG感じないですし。
主翼が効率よく揚力生んでいるんだろうなぁ。
ううむ、真上を飛んでしまったのでお腹しか撮れなかったw
また来てねー
今回はベトナムフェスに合わせた臨時便?みたいなことらしいので、定期便でないのが残念。
A350はカタール航空がローンチカスタマーなので、羽田に乗り入れている便がA350になる時が来るかもしれない。
でもJALもA350を注文しているので、そっちがデリバリーされ始めればいくらでも見れるようになるんだろうけど。
もっともJALはこのA350を注文したことで政府専用機整備の仕事を失ったようなものなんだっけか。
次期政府専用機はB777-300ERに決定してるんだけど、ボーイング社の方が日本企業の比率高いですからね。
B787のローンチカスタマーで機材のほとんどがボーイングであるANAに軍配上がるよね。
ぼくはANAしか乗らないけど、A350がデリバリーされたらその時はさすがにJAL乗ってやるです。
SG50
今回はベトナム航空のA350もそうですが、シンガポール航空の建国50年記念塗装が施されたA380、通称SG50も連続して飛来しました。
A380も国内のエアラインではまだ導入されていないし、羽田には来ない機種なので見ていて楽しいです。
つーかデカい!
というわけで「日本に商業初飛来!エアバス社の最新鋭旅客機A350を撮ってきた」でした。
たまにはこんなエントリーもアップしますので今後ともよろしくです。