ファット・カンパニーのアニマスジャケ画シリーズもついに6体目の「菊地真」がリリース。
前回の「四条貴音」までも素晴らしい完成度でしたが、今回の「菊地真」も満足のいくクオリティでの登場となりました。
個人的には「あれ?今までよりちょっとクオリティ高くない?」と思うような部分もあり、おかげで撮影も楽しくこなせた次第であります。
原型製作は全て間崎祐介氏が担当することでシリーズの統一感を重視する形となっていますが、発売済みのものを振り返ってみてもその企画は大成功を収めつつあるのが分かります。
ファット・カンパニー | 2015.10.02 |
四条貴音 |
ファット・カンパニー | 2014.05.23 |
我那覇響 |
ファット・カンパニー | 2014.06.17 |
水瀬伊織 |
ファット・カンパニー | 2015.01.18 |
高槻やよい |
ファット・カンパニー | 2015.05.23 |
星井美希 |
初版では予約していないと店頭では買えないこともあったりと、すっかり人気シリーズになっていますね。
幸いにも順次再販もされてはおりますが、欲しいアイドルの時は迷わず予約を入れておくのがおすすめです。
ではでは「菊地真」のレビューをどうぞ~
ファット・カンパニー 菊地真 レビュー
メーカー/商品名 | ファット・カンパニー 菊地真 |
発売日 | 2015年11月 |
作品名 | アイドルマスター |
価格 | 8,400円 +税 |
仕様 | PVC塗装済完成品 全高:約230mm |
原型製作 | 間崎祐介 |
外箱&ブリスターは高音のものよりやや背が低いくらいの大きさ。 外箱横に表示されているナンバリングもついに6まできましたね。 |
ボーイッシュな外見に秘められた乙女パワー!!! |
ぐるりと一周。 この「菊地真」のジャケットイラストは今までのものと違い、恐らく逆さまに寝転がっている場面のイラストなので立体化は困難を極めるのではと思いましたが、素晴らしい解釈で見事に立体に落とし込んでくれました。 |
少し寄ってのショット。 躍動感溢れる造形が素晴らしく、真のイケメンっぷりも十分に伝わってくるフィギュアとなっています。 |
衣装のパリッとした造形も見事ですが、脚は柔らかく滑らかな曲線に。 この心地よい緩急を感じる造形が間崎祐介氏の造る原型の一番好きなところです。 |
衣装はボーダーのタンクトップにパーカー、そして半パンというボーイッシュなスタイル。 ですが、その隙間から見える肌は素敵な女の子そのものという・・・! このフィギュアの価格帯では出来ることが限られていると思いますが、塗り分けなどはかなり頑張っていると思います。 特にタンクトップのボーダーは失礼ながらもっと荒くなると思っていたので、ここまで綺麗に表現してくれたのは嬉しい。 |
半パンのゴワッとした質感から柔らかそうな太ももが出ている感じが非常にツボなフィギュア。 しかもこちらのレビューによると強制キャストオフをするとぱんつ造形まであるということ・・・! ほとんどの人は剥がさないとは思いますが、ここまで凝る熱意があるからこそ見える部分も素晴らしいのではと思います。 |
そしてイケメンアップ。このシリーズは全部通して顔がとても綺麗ですね。 ファット・カンパニーのアニマスシリーズはフィギュア価格が高騰しているご時世で非常に安くリリースしているのですが、顔に関してはかなりの比重を当てていると思います。 他メーカーで顔も全体も変わらず平均的でパッとしないフィギュアもありますが、このアニマスシリーズは「顔だけは絶対に美しく造る」という明確な方針が分かるんですよね。 なので衣装は価格相応の仕上げではあっても、顔は完全に2ランク上のクラスのクオリティなので印象がすごく良いのだと思います。 人形は顔がいのち、です。 |
ボーイッシュな外見なだけに、わきのラインや胸の膨らみが余計に目立って色々語りかけてくる・・・! |
ショートカットながらも髪の情報量はかなり多めになっています。 元々寝転がって広がっていた髪は、身体の動きに合わせ風になびく表現にそのまま落とし込まれています。 |
沢山身に着けている小物のアクセントも効いています。 Gショック風の腕時計はベルトの塗り分けまで丁寧にされていて細かい。 |
リュックも色数が多いですが塗り分けもまずまずで、フィギュア全体を見ての大きなアクセントになっています。 |
ボーダーのタンクトップには細かい文字の入ったタグが。 そしてパーカーの内側には「N」の文字が入っていたりと芸が細かい・・・! |
ソールの模様もしっかり。 このような部分や背面など元イラストにもない部分のデザインをする方もいるので、このフィギュアが出来るまでには沢山の方が関わっているんですね。 |
台座はキャラにより大きさは異なるものの、シリーズを通して共通のデザイン。 真の場合はパーソナルカラーの黒を基調としたものになっています。 |
あとは適当に
というわけで「フィギュア撮影 ファット・カンパニー 菊地真」でした。
期待を裏切ることのない安定のフィギュアでした。
特に今回の「菊地真」に関しては、今までのものと比較しても細部の仕上げが1ランク上のクオリティになっていたような印象があって大満足。
さてさて、そんな大満足のシリーズの続きは次に「萩原雪歩」「三浦あずさ」の発売が決定していますが、そこから更にどういう展開になっていくのか注目ですね。
撮影後記
今回の真はボーイッシュなキャラですが、細かい部分に女の子らしい柔らかい部分が散りばめられており興奮しました。
ウチのレビューは事務的に8方向~顔アップ~上半身~みたいに進めていくものの、自分の気に入った部分にはやはり力が入ってしまいますな。
注目すべきはわきと太ももの肉の具合だったのではと勝手に思っていますが、このシリーズの原型師さんがこのあたりの表現がとても素晴らしいのでいつも楽しませてもらっています。
記事を書くにあたって作り手の意図を汲めるような撮影やレビューが出来れば一番良いのですが、そう思っていても実際はなかなか難しいので、自分の好きになった部分をできるだけグローズアップして紹介するようにしています。たぶん。
で、特に太ももの「ぷに」っとした膨らみが好みだったりしたわけで、この柔らかさが上手く伝わっているような写真が撮れていればいいなという今回のレビューでした。
©BNEI/PROJECT iM@S
アイドルマスター 菊地真 1/8スケール ABS&ATBC-PVC製 塗装済み完成品フィギュア ファット・カンパニー 2015-10-24 by G-Tools |