【ワンダーフェスティバル2016[Winter] フォトレポート】
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその1 アルター・フレア編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその2 リボルブ編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその3 ワンホビ編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその4 ホビージャパン・アオシマ編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその5 キューズQ・PLUM編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその6 コトブキヤ・アニプレックス編
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその7 ディーラー編Part.1
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその8 ディーラー編Part.2
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその9 ディーラー編Part.3
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその10 ディーラー編Part.4
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその11 ディーラー編Part.5
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポートその12 ディーラー編Part.6
- ワンダーフェスティバル2016冬 フォトレポート番外編 ネイティブ・スカイチューブ・アルファマックス編(Flickr)
- ワンダーフェスティバル2016冬 まとめ
番外編含め13回にわたってお送りしてきた『ワンダーフェスティバル2016冬』のフォトレポートもようやく終えることが出来ました。
回を重ねるごとに増していくボリュームに対して記事に起こす為に必要な作業時間が確保出来なかったりとか、速報勢の躍進により記事のピーク期間が縮小してしまったりなど、なかなか個人サイトにとっては修行に近いワンフェスレポでありました。
ただ終えてみるとたくさんのアクセスを頂いていましたし、アーカイブとして残すことで次回のワンフェスまでの橋渡し役にもなれるかと思いますので、無事に終わらせる事ができて安心しております。
そんな感じで今回も『ワンダーフェスティバル2016冬』を振り返りながらまとめ記事を進めたいと思います。
天気は不安な予報でありつつも当日は問題なしで良かった
冬のワンフェスというと2年前の大雪がトラウマになっているのか、タイムラインにも当時の写真がやたら流れてきて不安をかきたてられました。
実際に当日の予報も少し怪しげな感じだったので、朝方にかけて雪が降らなければいいなぁと思いながら床についたと思います。
念のため始発に乗っての会場入りをしましたが、天気も問題なかったので時間通りに着くことが出来ました。
ま、雪が降ってしまったら始発だろうが無理なんですけどね。
元々は前泊の予定でホテルを確保していたのですが、天気も平気そうだし何だかんだで幕張の宿泊はお高いので事前にキャンセルをしてしまっていました。
でもやはり安心して現地入りするには近くで前泊したいですね、どっかに安いホテルかキャンピングカーはないものか。
会場は大入り
今回のワンフェス入場者数は過去最高の5万6千人超ということで大盛況だったようです。
過去最高とは知りませんでしたが、今回も混んでる!というのは体感的にも容易に分かるほどの人の数でした。
個人的な感想としては特に企業ブースに集中しているという印象は受けておらず、来場者は割と能動的に1~3ホールから4~8ホールを行き来しているように感じました。
かつてのぼく自身もそうでしたが、多くの人がPVCと同じくらいにガレージキットにも再び興味を向けているのではと思わずにはいられません。
ワンダーフェスティバル会場の半分以上を占めるディーラーゾーンはやはり沢山の人で溢れていました。
ガレージキットを買い求める人々で溢れるなか、周っていて感じたのはビギナーの方と思われる来場者の多さでした。
ガレキについて同伴者に説明を受けている方や、卓の作品を前に感嘆の声を上げている方、思い切って買い求めて詳しい組み方についてディーラーさんに教えてもらっている方。
今までに感じていたワンフェスの3ホールと4ホールの間の壁が低くなったような感覚に襲われました。
PVCフィギュアを入り口にしてガレージキットにも興味を持つ人は数多くいますし、これからもどんどん増えていくと思います。
以前は来場者は企業だけは目当てと嘆いている一部ディーラーさんの声も聞こえたりしましたが、かつてはガレージキットは主流だったフィギュアシーンも、今はPVCという大きな入口が出来たと考えて良いのではないでしょうか。
今回からWSCが復活していました。
前回は一回休みということで選考されなかったWSCでしたが、やはりワンフェスには無くてはならないコンテンツだと思います。
公式ガイドブックにも同じ旨が書かれていたかと思いますが、今回選出されたsai氏を始め近年注目された若手の原型師はあっというまに商業で活躍するパターンが多いですね。
SNSなどの普及でWSCで選ばれる以前にスターダムに上がってしまうというのは時代の流れかもしれませんが、ベテラン・若手を問わずに道標としてのWSCをこれからも楽しみにしていきたいと思います。
参加型のワンフェス
フィギュア界のリーディングカンパニーであるグッドスマイルカンパニーの主力商品「ねんどろいど」が10周年ということでワンホビブースの入り口には特設のセットが設置されていました。
多くの人に愛されているねんどろいどだけあって、特設のブースは多くの人が行列をなし待ち時間が発生するほど。
その中でフォトコンテストの応募作品の展示もあって、ユーザーの立場からもワンフェスに参加出来るというのは以前からのフォトコンを含め、さすがグッスマだと思いました。
ステージの閲覧のような参加型ではなく、今回のように作品として参加できるのはワンフェスというイベントの醍醐味として今後も様々な形で機会を与えてくれれば面白いと思います。
同じように千値練でもメカトロヴィーゴのユーザー作品が展示されていたりとこちらも面白かったです。
フォトコンとはまた違うアプローチで各社色々なことをしているなぁと感じました。
注目のPVCフィギュア
今回も企業ブースは新作が目白押しで、今後購入したいフィギュアもたくさん出てきてしまいました。
■霧雨魔理沙 ~東方香霖堂版~ (キューズQ)
i-con氏の東方フィギュアがキューズQから出るのは非常に嬉しいです。
他に霊夢も発表されていましたし、このタッグを喜ぶ人も多いのでは。
■夕立改二 (GSC)
先日から案内が開始された夕立改二ですが、唐突にデコマスがあってびっくりですね。
速攻ポチりました。
■【七宝石の夏姫】 レ・フィーエ (リボルブ)
造形が凄すぎて間違いなく2016年を代表するフィギュアになると思います。
グラブルフィギュアは軒並みクオリティ高くなりそうですが、その中でもリボルブのレ・フィーエは筆頭になるのではと。
■セイバーオルタ ドレスVer. (アルター)
これものぶた氏原型で造形が半端ない。
今回のアルター展示の中でもかなり注目しています。
■初瀬いづな (アクアマリン)
アクアマリンブースは撮影ミスが多くて記事に出来なかった・・・無念。
これは素晴らしい原型だし、いづな造ってくれて嬉しいです。
箇条書きですが、今回注目だったものの一部です。
企業のフィギュアを見ると、やはりまだ艦これの勢いはあるものの一時期のような一極集中の展開ではなく、浸透したコンテンツから選んで造られているという印象がありました。
新規のタイトルで注目したいのは「グランブルーファンタジー」で、リボルブやファットカンパニー、コトブキヤなどがクオリティの高いサンプルを展示していました。
Cygames公式で発表・製作会社がコントロールされているようなので、艦これのように乱立することもなくクオリティの確保された製品が期待できるのではと予想しています。
撮影について
今回も撮影は1DX + EF24-70mm F2.8L II USMの組み合わせで腕がもげるかと思いました。
撮影に関してはブレなければいいなくらいの感じで周っていましたが、企業ブースの多くは環境が良いので小さなセンサーのカメラでもかなり綺麗に撮れると思います。
ディーラーブースの4~8ホールは例年通りの環境で、ISO感度・SS・絞りのせめぎあいでどこに重点を置くのか意見の別れるところですね。
あと、キューズQの展示にQPカードが置いてあったのは面白い試みだと思いました。
ディーラーさんで置かれている方もいらっしゃいますが、メーカーが置くのはちょっと珍しいかなと思います。
元々ワンフェス自体は撮影イベントというわけではないので撮影者としては肩身が狭い部分もありますが、このQPカードやディーラーさんに撮影の許可を得た時に「お願いします!」と言われたりするのはとても嬉しいです。
編集後記
というわけで「ワンダーフェスティバル2016冬 まとめ」でした。
今回もレポートを無事に書き切ることが出来てひと安心しました。
ただ完結までに2週間かかってしまいましたので、出来れば10日程度で終わらせたいところではありました。
冒頭でも触れましたが会場からの速報が増え、情報の賞味期限が極端に短くなりつつあるので、ワンフェス翌日には新作情報が飽和状態になっているのも珍しくありません。
要は自分のとこのアクセスがピークのうちに終わらせないとモチベーションが続かないということであります(^^;
これ大事!
戦利品はこんな感じで。
去年はグッスマのスクールカレンダーもらい忘れたので今年は忘れないようにしてた。
重宝してます、ありがとうございます。
ガレキも2つだけ買いました。
どちらも買えるとは思わなかったので嬉。趣味丸出しである。
最後に「ワンダーフェスティバル2015夏」の記事を紹介して下さった、
Asahiwa.jpさん
フィギュアオルタナティブさん
RinRin王国さん
とある日のコタツガさん
ふぃぎゅる!さん
他にも紹介してくださったサイト様、SNSで紹介してくださった皆様、どうもありがとうございました!
次回の『ワンダーフェスティバル2016夏』は2016年7月24日に幕張メッセで開催予定です。
それでは今回もレポートを見ていただきましてありがとうございました!