まどマギ和装シリーズでは4体目となる「美樹さやか 舞妓Ver.」が発売されました。
過去の作品もレビューをしているのですが、どのキャラもクオリティが高く満足の行く出来栄えになっています。
今回の「美樹さやか 舞妓Ver.」は「佐倉杏子 舞妓Ver.」と同時発売ということで、かなり一気にショートカットをしてきたなと驚きましたが、若干の延期はあったものの品質が揺らぐこともなく素晴らしい出来となっていましたよ・・・!
アニプレックス | 2013.09.14 |
鹿目まどか 舞妓ver. |
アニプレックス | 2015.01.02 |
暁美ほむら 晴着Ver. |
アニプレックス | 2015.06.28 |
巴マミ 舞妓Ver. |
これで4体目、同時発売の杏子と合わせて5体のリリースとなりました。
ぼくももちろんさやかと杏子のセットを購入しましたので、まずはさやかからご紹介を。
アニプレックス 美樹さやか 舞妓Ver. レビュー
メーカー/商品名 | アニプレックス 美樹さやか 舞妓Ver. |
発売日 | 2016年1月 |
作品名 | 劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編]叛逆の物語 |
価格 | 12,960円(税込) |
仕様 | PVC塗装済完成品 1/8 全高:約200mm |
原型製作 | 宮嶋克佳 製作協力 株式会社ストロンガー |
外箱&ブリスター。 外箱はすでに発売されているシリーズを踏襲したものになっており、通販限定の商品ではあるものの陳列映えするデザイン。 この「美樹さやか 舞妓Ver.」には同時発売の「佐倉杏子 舞妓Ver.」と連結する”手つなぎパーツ”が付属しています。 杏子を買ってない人には無駄なパーツになりますが、多分ほとんどの人が2人一緒にお迎えしているのではと・・・ |
奇跡も魔法もあるんだよ! |
この1周回した写真だけでもクオリティが分かってもらえるでしょう。 しかしこの和装シリーズは安定しているのでありがたいです。 |
顔もよく似ている、というかアニメそのままと言っても良いくらい似ていて可愛い。 髪の塗装も綺麗すぎて髪先に付いた塵が目立つほど。 |
舞妓衣装はイメージカラーに合った青色のもので、青と白の涼し気な舞妓衣装の中を泳ぐ赤い金魚がまた印象的になっています。 このまどマギ和装シリーズは基本的にパーソナルカラーの衣装ではないのですが、このさやかは青の部分が目立つ衣装なのでやはり見た目がしっくり来ますね。 |
赤い長襦袢やおこぼもしっかり造ってあります。 この長襦袢の柄はなんだろう、桜のように見えるけど他の装飾と季節感が合わないからニチニチソウとかなのだろうか。 |
髪飾りは8月の花のすすきのようです。 かなり細かい部分ですが、過去のまどかやマミさん同様に丁寧に出来ています。 |
後ろ髪のグラデーションも綺麗な仕上がり。 舞妓さんといえば艶めかしいうなじですが、このさやかのうなじも色っぽく魅せていますね。 |
帯には紙風船の美しい模様が綺麗にタンポ印刷されており、ぽっちり(帯留め)も綺麗な塗り分けで見事。 |
茄子っぽい和傘もよく似合います。 |
指先まで丁寧に造られています。 個人的に指の綺麗なフィギュアに弱いです。 |
衣装の柄をモチーフとした台座。 |
付属の手つなぎパーツを使うと同時発売の「佐倉杏子 舞妓Ver.」と尊いディスプレイが可能に
手つなぎパーツで杏子と仲良く飾ることが出来ます。 |
尊い・・・ |
指先の綺麗なフィギュアは最高。 それにしても、この小指のからみ方が完全に良すぎる。 |
手を繋いだ状態すると台座の石畳が繋がります。凝ってる! 安直に一体型の台座を付けられるよりも、こういう見せ方の方が大好きです。 |
パーツの精度もとても良くて、手つなぎ状態での肩の嵌合はぴったりでした。 |
あとは適当に
というわけで「フィギュア撮影 アニプレックス 美樹さやか 舞妓Ver.」でした。
安定のまどマギ和装シリーズで全然残念じゃないさやかちゃんでした。
一応コレで主要全キャラの和装は出たことになりますが、あとはあの悪魔ほむらが出るのかどうかですね。
あれは絶対出ると勝手に思っているのですが果たして・・・
そういえばアニプレとストロンガーがすっかり和装フィギュアメーカーになってしまったみたいで、アニプレは冴えカノの3人を和装で出すようですし、ストロンガーとしても「初音ミク~花色衣~」が案内中になっています。
和装、いいよね。
次はもちろん「佐倉杏子 舞妓Ver.」のレビューとなりますのでしばしお待ちを。
撮影後記
毎回この和装のクオリティに驚かされるんですけど、一番驚くのは本物の舞妓さんに忠実ということです。
レビューをするのに気の利いたテキストを当てたくてぼくも舞妓さんについて調べるのですが、調べれば調べるほど舞妓さんの風習や作法をよく研究した上で造られたフィギュアだと感じます。
元のイラストを描いたイラストレーターさん、原型を造った原型師さん、監修をしたプロデューサーさんや版権元さん。
みんなかなり舞妓さんに詳しくなってしまっているのではないだろうか、というくらい小物や仕草がよく出来ています。
あまりにも深く掘り下げ過ぎているのか、ぼくのような素人が調べてもよくわからない部分もあったりして・・・
この帯の下からはみ出している部分は何という名前なのだろうとか、このぽっちりは水風船か何かなのかなとか。
CGWORLD.jpでストロンガーの小田氏と原型師の宮嶋氏の「CGWORLD.jp:キャラクター造型のベテランが生み出す繊細でかわいらしい和装フィギュア」という記事があってかなり興味深い内容なのですが、やはりかなり和装も研究されているみたいで、それでこのクオリティが生まれているのかと納得。
面白い記事なので是非読んでみてください。
©Magica Quartet / Aniplex・Madoka Movie Project Rebellion