この「バディ」の発売と同日にやはりアルターから「パンティ」も発売されたのですが、当日に秋葉原を周るも手にすることはおろか見ることすら出来ませんでした。
まだ店頭で予約出来ていた頃に予約すれば良かったのですが、今までのアルター品は発売日に遅くても昼から行けば買えていたので、完全にタカをくくっていたのが敗因です。
そんな失意の中、Amazonで「パンティ」が復活してないかと見てみたら「バディ」が復活しているのを見つけて思わず注文しました。
実はぼくは原作である「君が呼ぶ、メギドの丘で」は未プレイなので、知らないキャラまで買う必要はないかなと考えておりました。
ですから、フィギュアの購入はある程度の基準でスルーをすることにしています。
このバディもそんな理由でスルーしていたのですが、思わぬパンティ難民になってしまったために慰みのつもりでポチってしまいました。
ところが届いてみたら驚きのクオリティ。
他の方のレビューは過去に見ておりましたが、実際に手にとって見ると溜息が出るほどの造形美を持つ品です。
残念ながら「パンティ」は買えませんでしたが、その代わりに素晴らしいフィギュアを手にすることも出来たし、しかもそれは自分のスルー基準すら変えてしまうものでした。
メーカー/商品名 | アルター / バディ |
発売日 | 2010年11月 2012年6月再販 |
作品名 | 君が呼ぶ、メギドの丘で |
価格 | 8,190円 |
仕様 | 1/8(全高:約200mm) |
原型製作 | 乙山 法純 原型協力:アルター |
原型製作は乙山法純氏。
アルター芳佳やルイズ ゴスパンクVer.などを手がけたぼくの好きな原型師さんです。
先日のトレフェスでの近衛スバルは見事な出来でした。
外箱&ブリスター。 とにかく大鎌の存在感がすごいです。 |
大きめの画像で八方向です。 |
とても均整のとれたフィギュアです。 大きな武器を持っているキャラは物理的以上に視覚的なバランスが悪くなりがちですが このバディは見事に大鎌とのバランスが取れていると思います。 |
とにかく驚くのがこのドレス調の衣装。 細かい装飾も丁寧に作られていて、思わず見入ってしまいました。 |
可愛いよりも凛々しいといった顔立ち。 原作未プレイなのでバディの性格などが語れないのが口惜しいほど立派な出来です。 長い髪も大きく広がっていて、黒いリボンひとつとっても情報量絶大です。 |
この角度からだと衣装の豪華さがよく分かります。 前後に2つずつ、クリアパーツを使用した飾りが付いています。 |
何層にも重なった衣装に手抜きは全く見受けられません。 それどころか緻密さを増していくような造りにも感じられて、本当に量産品かと疑いたくなります。 |
トレードマークの大鎌。 素材は柔らかめで折れそうな感じはありません。 むしろ衣装のほうがポキリといきそうで怖いです^^; 柄の終端もクリアパーツの水晶球が付いています。 |
パンツは最初からほぼ丸見え状態です。 豪華な衣装に包まれているせいか、思いのほか肌の露出は控えめな印象です。 しかしながら見えている部分には一切の妥協は感じられません。 この脇と背中の関係を言葉に表現出来ないのが申し訳ないです。 |
足元もフリル付きの細かいショートブーツの様な造り。 台座は彫り込みと裏面の多層構造で豪華な印象。いや、間違いなく豪華。 バディ本体もそうなのですが、台座を含めてコンパクトにまとまっています。 |
アルター バディでした。
他の写真はこちらに置いてあります。
→【Flickr】Buddy (1/8 ALTER)
撮影後記
今回のバディはとてもとても魅力的な被写体だったので、つい撮影枚数が多くなってしまいました^^;
といってもアルターの品物はほとんどそうなってしまうのですけど。
レビューをやり始めの頃は気の向くまま写真を貼ってコメントを書いていましたが、そうすると無計画が故に張り忘れやダブリなどが発生して、支離滅裂なレビューになってしまっていました。
WordPressでやるようになってからはエントリーのwidthが広く使えるようになったので、段組みを決めてから記事を作成するようにしました。
とは言っても、紙に走り書きをする程度なのですが。
一見、手間なようですが、これを前もって作っておくととても楽なことに気が付きました(今さら)
たぶんレビューサイトをしている方は皆さんそうしているのかも知れませんが、適当な性格の自分はこれを思いつくまで結構な時間が掛かってしまったようです^^;
フィギュアレビューももちろんですが、イベントレポートなどでは作業がものすごく楽になったので、記事作成の前にはマメにやるようにしています。
撮影の方はバディの衣装の広がりがあるせいか、下半身にRIFAの光が全く当たらなくて苦労しました。
色々照明を弄ってみましたが、下半身に光を当ててみると他がおかしく感じたので、結局は下半身は暗いまま現像してしまいました。
影にあるものが暗くなるのは当たり前なのですが、サイドからの光量が弱すぎるので何らかの対策を練ろうかと思案中です。
RIFA-Fの買い増しかフォトラ導入か。
うーん。迷いますね^^;
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コメント (Close):4
- 匿名 12-06-24 (日) 19:55
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貧乏性な小技ですが、
撮影台の外側に百均で売ってるスタンド式の鏡を置くと、
ライトの光が反射して下方もちょっと明るくなりますよ。灯→●←―――鏡
こんな位置関係になるので、光源の対角がちょっと明るくなります。
鏡の位置と角度を調節したり、
鏡に極薄のトレーシングペーパーを重ねたりすると、ある程度明るさも変えられます。 - makotomatic 12-06-24 (日) 23:21
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>匿名さん
コメントありがとうございます。
レフ板は使用しているのですが、鏡は使用したことはありませんでした。
ふとアドバイスを頂いて思ったのですが、レフ板の材質を変えるとまた違った感じになりそうですね。
色々試してみたいと思います^^ - Ksha_vara 12-07-14 (土) 23:57
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はじめまして。
あさひわさんのリンクから伺いました。写真を拝見して、影の使い方やシャープさが美しく、感激しました。
私も少々撮影をしていますが、影の使い方が苦手でガンガン光を当てて撮っています。バディは気になったフィギュアなのですが、積みフィギュアが増えてきたため、未だに購入に踏み切れずにいます。
ただ、こちらのレビューを拝見していると、欲しくなります…。これからも拝見させて頂けると幸いです。
乱文、失礼致しました。 - makotomatic 12-07-15 (日) 13:52
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>Ksha_varaさん
コメントありがとうございます。
影はぼくも苦手なのですが、お褒めいただきありがとうございます~^^
バディはとても良いフィギュアなので買っておいて損はないですよ~。
実店舗でもまだ在庫のある店があるようですし、今回の再販品を逃したら再々販はするか分からないですしね。