ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポート
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその1 アルター、フレア篇
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその2 ホビージャパン編
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその3 ワンホビ編
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその4 リボルブ、キューズQ、アニプレックス編
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその5 色々な企業編
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその6 ディーラー編Part.1
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその7 ディーラー編Part.2
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその8 ディーラー編Part.3
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその9 ディーラー編Part.4
- ワンダーフェスティバル2017夏 フォトレポートその10 ネイティブ、スカイチューブ(アルファマックス)編
- ワンダーフェスティバル2017夏 まとめ
レポート記事は全部で10本となり、前回より1エントリー少ない形で終わることになりました。
これはぼくがレポを始めたときに比べて高品質な画像があらゆる方面からアップされており、何より商業系サイトの写真品質がかなり上がったために、個人サイトとしてよりサイト主の興味に沿ったレポートになってきたということだと考えております。
とは言っても、やはり会場に居ながら気が付かなっかたり、撮り損ねてしまった作品も多くあり、毎度ワンフェス後は他所様のレポを見ながら悶絶しております・・・
そんな感じで、自分への備忘録的なまとめ記事というか、適当ですが総括記事を今回も残しておきます。
FGOフェスと被ってしまった今回のワンフェス
奇しくもワンフェスの前日にFate/Grand Orderの2周年を記念した『FGO Fes.2017』が同じ幕張で開催されるという事態になった今回。
いま最も注目を集めるであろう作品といえばFGOであると誰もが考えていただけに、ワンフェスとのフィギュア展示の棲み分けが気になっていました。
実際現地を見てみると土曜はFGOフェス、日曜はワンフェスで展示というメーカーが多かったように見受けられました。
もっともぼくはFGOフェスには行かなかったので、ウェブでの情報と自分で見たものを合わせた感想ではありますが・・・
おかげで多くのメーカーのFGOフィギュアはワンフェスでも見ることが出来たのですが、残念なのがFGOフェスには多くのアイテムを持ち込んでいたグッスマ率いるワンホビブースには、ぼくの見た限りほぼFGOフィギュアが無かったことでした。
もちろんFGOのフェスなのでFGOフィギュアがあちらメインになるのは仕方ないですが、あまりにもFGOフェスからの立体物のアクションが少なかったので、フィギュアはやはりワンフェスが一番華のある舞台なのではなかったのでしょうか、と思わずにはいられませんでした。
ただ、ワンフェスにFGOがまるっと来てしまったら、列がとんでもないことになったかもしれませんが・・・!
企業をざっと見渡すとやはりFGOが一番の人気。
他は冴えカノやリゼロ、そして相変わらずの人気のアイマスが良く目に止まったかなと思います。
特に東京フィギュアを取りまとめとする新規参入メーカーの勢いがとても目立ちました。
発表されていたアイテムを見ると、ユーザーが欲しそうなものをよく研究しているなと感心します。
あと気になったのがネイティブのアイテム数がとても豊富になったこと。
ネイティブを窓口として参入しているブランドが本当に多くなりましたね。
まあ一目見ればこれはあのメーカーのブランドだなというのも分かりやすいのですが。
ぼくも紳士向けフィギュアは嫌いじゃない(というかかなり好き)なので盛り上がるのは楽しいですが、東京五輪やらクールジャパンやらで色々とそのあたりが厳しくなっているこのご時世、変なところから横槍を入れられないように、勢いだけでなく周りも固めながら楽しませてくれれば良いなと思います。
ワンフェス後も議論されるディーラーダッシュ問題
個人ディーラーのひしめく4~8ホールへは昼過ぎに入場しました。
午前は販売でお忙しいだろうということで、こちらはいつもこの時間から行くようになりました。
毎回決まったディーラーさんを回ってるだけでタイムアップになってしまうので、今回はほぼ行き当たりばったりで周ってみましたが、これは本当に失敗しました・・・
後から行き損ねたディーラーさんを思い出すたび悶絶してしまうので、次はちゃんとチェックしてそのとおりに周ります・・・
そして今回のワンフェスで大きな問題となったのが、いわゆる「ディーラーダッシュ問題」でした。
大手ディーラーの方が「開場直前にトイレにいる人や卓からかなり離れている人に自ブースに戻って欲しい」と運営スタッフに申し入れても何もしてくれずそのまま開場、開場直前のトイレは何故かいつも満室、といった具合に、本来開場時にはアナウンスに従い自分の卓にいなくてはならないはずが、一部の方はそのルールを逸脱しダイレクトパスで入場してきた参加者よりも早く購入列に並んでいるといった目撃例が報告されていました。
またそれとは別に以前からのガレキ転売問題があり、今回のワンフェス後にも即完売したはずのガレキが山のようにオークションサイトに出品されているようです。
この2つの問題は「ダミーディーラーによる転売」という言葉で繋がることになり、ダミーディーラーとはその名の通り販売もせず開場前に入場することだけを目的としてディーラー申請し、人気のガレキを買い漁って転売し利ざやを得るということです。
当然、優先入場権を謳い販売しているダイレクトパス利用者から大きな不満が出ており、元々自重を要求されているディーラーダッシュへの対処を含む対応を、運営母体である海洋堂に求める声も上がることになりました。
しかしながらディーラーダッシュを規制すべきという意見が大きくなるに伴い、一部のディーラーさんからはディーラー自身の購買行為への影響を心配する声も出てきました。
これは多くのディーラーさんが売り手であると同時に買い手でもあるため、何の落ち度も無いディーラーの購買行為も規制されるかもしれないという危機感から出る当然の意見だと思います。
というのが大まかな話だと認識しております。間違っていたらすいません。
ぼくは話の流れを追っていただけですが、ワンフェスが様々な立場の人間が交わって成り立っている以上、それぞれの意見が納得する形で収束するのは正直難しいと感じました。
海洋堂に出された意見は今後の運営改善の為の資料にするという形で受理されたようですし、今後どういう風にワンフェスが変わってくのか、または全く変わらないのかを見ていきたいと思います。
少なくともダミーディーラーは無くしてほしいですねぇ・・・確信は無いですがそうすれば転売がかなり減りそうな気がするんですが。
あとまともに活動をしていながらも無念の落選をするディーラーさんが減りますし。
気になったPVC
今回も沢山のデコマスや原型が発表されていて、ファンとしては楽しみで仕方ない状況でした。
その中で特に気になったものをピックアップで紹介します。
■アナスタシア 星巡る物語Ver.(グッドスマイルカンパニー)
この原型は会場でもかなり注目だったので、全然待機列が途切れませんでしたね・・・
星巡る物語の衣装はかなり渋めなので、いままでのアーニャフィギュアからのイメチェンが楽しみです。
■一ノ瀬志希 パフュームトリッパーVer.(アルター)
ついに彩色がお目見えして、ネットにも即座に画像が流れて話題になっていました(ぼくも流しましたw)
しかしこの原型もすごいんですが、彩色もハチャメチャにすげえんですよね。さすがアルター。
■酒呑童子(キューズQ)
FGOでも人気の高い酒呑童子の原型がキューズQに展示されていて人気でした。
いやもう細かすぎて凄いんですよ・・・これはかなり売れそうだなぁ。
■ラム(リボルブ)
リボルブにはラムとレムのデコマスが展示されていて、特にラムがめちゃくちゃに可愛いと思いました。
アニメの進行度から皆どうしてもレムに感情移入してて、ラムは普通に作ってるだけだとレムと並べた時に薄くなると思うんですね。
でもこの勝るとも劣らない可愛さにしてくるの、ホントにすげえなと思いました。
■美遊・エーデルフェルト(AMAKUNI)
これは朗報中の朗報といっても過言ではない発表でしたな・・・・
まさか美遊のフィギュアがAMAKUNIのあの健全シリーズに追加されるとは。
午後からの展示だったせいかレビューサイトでも撮り漏らしていた所があったりしたので、これは改めてメガホビあたりでちゃんと彩色版を撮りたいところですね。
記事中の写真のサイズについて
ここ数年はイベントレポの画像は1:1のスクエアでやるようにしています。
スマホとPCの両方でそれなりに見やすいかと思ったのと、周りが映ることでイベントの臨場感を得られること、あとは記事中の容量的に都合が良かったのが理由です。
ただ最近は他のサイトさん見ていると、縦長の画像はフィギュアを無駄なく写せてよいな~とも思うように。
この上の大淀さんは記事中ではこのようにスクエアで掲載していますが、これを2:3の縦長でするとこうなります。
う~ん、こっちのほうがフィギュアの解像感もあって良いかなぁ。
スクエアだとどうしても本体が小さくなってしまい、必要に応じて拡大画像も掲載することになるんですよね。
それなら容量が許すのであれば、最初から大きな画像にしても良いかもしれないです。
ただあまり大きすぎると、かえって見にくくなるのも分かっているので、これは今後の課題として精査・検討していかねば。
他にいつも気をつけているのがWBの連続性で、同じブースで同じ背景のところなのに赤かったり青かったりしないよう、出来るだけ気をつけています。
これは実際にWBがまちまちな写真を並べてスクロールすると、かなり気になってしまう部分で自分でも見にくくて苦手です。
ただ自分は青めに振りがちなので、今後は実際の展示の色味を正確に再現する方向で精進していければと思います。
おわりに
というわけで、とりあえず思ったことを書いただけのまとめでした。
前回のまとめでは『網羅は商業媒体のサイトがいくらでもやってくれるので、自分はもっと自分が興味を持ったものに集中』と書いていて、これは毎回それなりに実践している部分であります。
ぶっちゃけ個人サイトですからね、自分が興味のあることを発信しなくては・・・
そして次回のワンダーフェスティバルは2018年2月18日に幕張メッセで開催を予定しているとのこと!
それでは今回も写真を見ていただきありがとうございました!!!
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