豊郷小学校旧校舎群から帰ってきて改めてけいおんを1話から見返してみると、唯達がいま校舎のどの位置にいるのかということが分かって面白い。
もっと早く行けば良かったと思うばかり。
行ったことない人は是非行ってもらいたいです。
今回は校舎に足を運んで強く感じた「光と影」の美しさについて書いていきます。
とにかく校舎の窓が多くそして縦に長いので、室内に光がたくさん入ってくる。 光があれば当然影も落ちるのですが、その影が廊下に規則正しい模様を描いて美しいことこの上ないです。 |
この建物だから良いってのはあると思いますが、設計の時点で相当光の取り込みについて考えていたのだと強く感じます。 1830年代の小学校と聞くと他は木造の暗いイメージがあるけど、こんなモダンな建物が当時の日本に存在してたんだと感動すら覚えます。 |
この旧校舎も一度は取り壊す方向で動いてしまったのは有名な話ですが、一転保存の方向になって本当に良かったです。 そういった経緯にも光と影が感じられます。 |
今は無料で見学に開放している他は図書館と保育園に使われているのですが、もう少し見学者からお金を落としてもらえる仕組みがあったらいいんじゃないかと思います。
けいおんのこと知らない人に写真見せると「いいとこだね!えっ、無料なの?」と言った具合に驚かれるし、その価値はある場所だと思います。
けいおん本編の描写を見ると窓から差す光を意識しているのが分かります。 京都アニメーションの方々は本当に優秀というかすごいの一言しか出ないですね。 |
けいおん制作段階でここを訪れたスタッフが同じ気持ちで感動して、そしてここを物語の舞台に選んだのだなぁと感慨深くなってしまう空間がここにはあります。 |
けいおんの舞台にここを選んでくれて本当にありがとうと言いたいです。
自分がここの出身ではないのですが、そういう気持ちになります。
前のエントリーでも書いたのですが、ここに辿り着くまでに渋滞にハマってしまい、結果として滞在時間があまり取れなかったのでそれが心残りです。
もう一回行きたいです。
今度は安心の交通機関で時間もたっぷり取って、心ゆくまでこの場所に浸りたいです。
これで「けいおん 豊郷小旧校舎群 舞台探訪」を締めくくらせて頂きます。
ここまで読んで下さった方々、ありがとうございました。
ぼくの記事を読んで豊郷を訪れてくれる人がいらっしゃればそれほど嬉しいことはありません。
今回撮影した写真はFlickrで公開してます。良かったら見て下さい。
→【Flickr】2011.08.12 豊郷舞台探訪 (136枚)
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