「ワンダーフェスティバル2012冬」で原型がお披露目されてから約8ヶ月、ようやく発売されたアルター版めんまですが、とにかく届くタイミングが悪すぎてずっと撮影できないで悶々としておりました。
で、ようやくやる気と休みの交差点に差し掛かった時にザザッと撮影をしてみましたのでどうぞ~^^
メーカー/商品名 | アルター めんま |
発売日 | 2012年10月 |
作品名 | あの日見た花の名前を僕達まだ知らない。 |
価格 | 9,240円 |
仕様 | PVC塗装済み完成品 1/8(全高:約210mm ※台座含む) |
原型製作 | 稲垣 洋 |
外箱&ブリスター。 台座が凝っているので部品が色々あるかと思いきや日記と傘だけなので手間が少なくて良いです。 |
めんまキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! |
くるりと一周して撮影。なんだろう・・・この清潔感は。 ひと目見るだけで、めんまというキャラが持つ「儚い感じ」を完全に伝えているところが神業と言わざるをえない。 |
顔立ちも立派、どの角度からも不自然さは無くさすがアルターと言ったところ。 似てる似てないの話は個人差があると思いますが、ほぼデコマスのままなので見慣れた分似てるかなと。 |
秘密基地に腰掛けたポーズを再現。ふわりと浮いたスカートと動きのある脚の再現は見事です。 |
めんま本体は置いてあるだけで特に固定はされていませんが、問題なく安定しています。 と思ったらマグネットが入っていました。あんまり強くないので気が付かなかった^^; |
足の指の造形が絶妙過ぎますね。 肌の露出が少ない分こういう所が目立つので、キッチリ仕上げているのは評価できます。 |
ぽんと置かれている「めんまの日記帳」がやたらハイクオリティ。 |
それでは秘密基地部分を
台座と呼ぶには立派過ぎる作りですが、本編を見た人には大満足の外見です^^ |
超平和バスターズの文字もしっかり。 |
秘密基地を構成するパーツがぎっしり詰め込んであるにも関わらず、全然煩くないのは良いですね。 |
背面に貼られているトタンのクオリティの高さが凄い^^; 材木の質感といい、この台座だけでひとつの完成品と言っても過言ではないですね。 |
別パーツになっているのは傘と日記帳。あとタイヤもダボに嵌っているので外れます。 |
ちょっと残念なのはパンツが埋め立てだったことですが、少し無理しても造形すべきだったとは思います。 めんまにパンツは求めていないと思いつつも、今時のフィギュア購買層を考えると厳しいかなと。 |
パンツを造形できなかったのはこの接地面の造形のためかと思うので仕方ないですね。 これはこれでバランスが良いのでどこにでも置くことが出来るので応用が効きそうです。 |
こんな風に平たい面があればどこにでも置けます。 ちょっと楽しいのでもう一つ買ってどこかに座ってもらおうかなと考え中^^ |
あとは適当に
というわけで「アルター めんま」でした。
写真はFlickrにアップしてありますので良かったら見て下さい。
Menma (1/8 ALTER) |
待ちに待ったアルター版めんまでしたが、全体的に良く出来た商品だと思います。
不思議な存在であるめんまが持つ儚さが良く表現できた逸品であると言えます。
ただ秘密基地の造りこみに対して、めんま本体がややチープな感じなのが気になりました。
もちろん雑とかでは無いのですが、デコマスにあったようなスカートの透明感が無くなっていたのと、頬の赤みが少し足りなくなっていたのが印象的にややマイナスかなと。
それでも全体を見るととても良い出来であり、台座も含めて「あの花」の世界を表現した渾身の作品であると理解できます。
先日レビューした「マックスファクトリー 本間芽衣子」とはまた違ったアプローチの作品なので、どちらも決定版と言えるのではないでしょうか。
登録名がアルターは「めんま」マックスが「本間芽衣子」なのも勝手に深読みして、前者がもう名前に縛られない存在で後者はもしもの世界を想定したのかなとか考えたり。
一番謎なのが、どちらの作品も店頭やAmazonで未だに在庫があることですかね^^;
Wallpaper
自分用の壁紙を作ってみたので、万が一欲しいという奇特な方がいらっしゃいましたらDLして下さい。
※ZIPファイルはウィルスバスターでチェック済み
1920✕1200 [アルター めんま壁紙] |
1920✕1080 [アルター めんま壁紙] |
撮影後記
今回は撮影を開始するまでにだいぶ時間が掛かってしまいました。
「憧憬の路」を見に広島に行っている最中に届いてしまったと言うのが大きな理由なのですが、他にも背景をどうしようか悩んでいたというのがあります。
ぼくが持つこのめんまのイメージは「透明感」だったので、清潔感を生かす「白」か本体を際立たせる「黒」かでだいぶ悩みました。
まあ悩むならまず撮れよと言われればそれまでなのですが^^;
最終的に「白」で撮ることにしたのですが、考えてみれば「白」はフィギュアではあまり使ったことがありませんでした。
以前は外箱&ブリスター撮影で使っていましたが、白の背景って結講色ムラが出るんですよね。
あと背景とフィギュアが同系色ですと、現像時の調整で同時に動いてしまうので不便ですし。
というわけで、今回は少しライティングを変えてみました。
普段はフィギュアに当てているライトバンクをフルに背景方向へシフトして背景を明るめに。
フィギュアは補助で使っていたスポットのみで陰影を出す感じで。
結果は理想とは違う色味になってしまいましたが、それほど悪くないような気もすると言った感じでした。
案の定、色ムラを制することが出来ずやっつけ感が出てしまいました。
かと言って一枚一枚マスクしてとかは無理なので、仕方なくこのまま公開じゃかじゃん。
色々な都合で被写界深度を浅くした写真もあり、その辺りはもっと考えれば良かったかなと反省。
これは少し白背景の練習をしなきゃいけないですなぁ….
そんなこんなで、白の背景が上手い方のページなどを参考にさせて頂きたく徘徊していたら、透過光の背景とかが気になり始めた今日この頃なのでした。
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。めんま (1/8スケール PVC製塗装済み完成品) アルター |
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コメント (Close):2
- げるるー 12-11-18 (日) 22:42
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機材の割に、知識技術がない僕ですがコメントします(守りの構え←ぉぃ
というか、背景を白にするか黒にするかとツイートしてたのに対して
「めんまは白のイメージなので白!!」
といった張本人でもあるので←めんま自体も白のワンピで背景とかぶらないかとは素人のイメージからでも思いましたが
そこはさすが、ちゃんとかぶらずにはっきりわかりますね。台座、小物類の出来もすごいです。
こういうのもある程度数が作れるように計画されていると思うんですが
文字が彫ってあったりとかの部分のところまで再現はさすが。
まぁ、ファンならそこに「超平和バスターズ」がなきゃおかしいだろと指摘を食らってしまう場所ですがwこれはアルターさんの作品ですけど
ワンフェス後の生ワンホビテレビ(グッスマ、MAX)で数年前やってた工場見学のコーナーが復活してほしいものだなとおもいました。
企業秘密の部分もたくさんあると思いますが、
以前はねんどろいどのラインの流れをやっていましたが中国の作業者さん様様でした。と、はなしはそれましたが
めんまが自然に取るようなポーズをしっかり具現化できていて素晴らしいですね。レビューありがとうございました。
- makotomatic 12-11-21 (水) 23:12
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>げるるーさん
コメントありがとうございます。
レビューを見ていただいてありがとうございました。
このめんまは好みが分かれているみたいですが、ぼくにとっては大満足であります^^